人流データ分析で適切な販促施策を打ち来店率が8%向上し売上アップ!

黒壁スクエア(株式会社 黒壁)

専門店 滋賀県長浜市
数値分析による最適な手段選択で売上UPを達成
売上=顧客単価×来店人数です。

株式会社 黒壁さまには、売上アップを目指すにあたり、大きく2つの課題がありました。

  • お店の課題が具現化しておらず、経験や勘に頼った販促を行っていた。
  • そのため、数字で分析しようとしたがPOSデータしかなく分析が困難だった。

上記の課題を解決するために、試しに来店カウンターを設置したが、集計が手間で運用が回らず断念されたとのことでした。

そこで、オプテックスの人流分析サービスを導入することとなりました。

その結果、データに基づいた適切な施策を実施する事ができるようになり、売り上げは目に見えて向上しました。

年間200万人の観光客の詳細な人流解析から再現性のある施策を効率良く打てるようになった

黒壁スクエアには毎年多くの観光客が訪れます。

「この観光客に、より効果的でかつ再現性のある販促施策を打って売上をアップしたい。」

上記のような課題を解決するために、オプテックスの人流分析サービスを導入いただきました。

その結果、来店率と購買率を可視化する事で売上好不調の要因分析がしやすくなり、販促イベント前後の効果も分かるようになりました。

例えば、人はすごく増えているのに売り上げが減ることもあります。

そういった実態や要因をオプテックスの人流分析サービスで把握する事ができるようになり、施策の期待効果に根拠が出来たため、再現性が向上したのです。

さらに、データはクラウドに自動的にアップロードされるので今まで苦労していた集計の手間もなくなりました。

黒壁ガラスを使ったアーケードを作り来店率 8%アップし売り上げも改善!

人流分析サービスの活用により、黒壁にあるオールゴール館が他の店舗と比較し、圧倒的に来店率が低いことが分かりました。

来店率を向上させるために、店舗の動線上につい人が立ち寄りたくなるように黒壁ガラスを用いたアーケードを作ったところ、来店率が 8%向上し、売上も大幅にアップしました。
<システム構成>

数値分析から仕入れオペレーションを変更し購買率も改善

黒壁ガラスのアーケード施策を実施した結果、来店率が上がり、売上も上がりました。次に購買率にフォーカスし、さらに数値分析を進めていきました。

その結果、売れている商品の在庫切れが起こっていることが分かりました。コロナ禍で、在庫をおさえるために仕入れを控えており、客足が戻ってもそのオペレーションを変えなかったことが原因と判断しました。

そこで、商品仕入れについて適切な数量調整を行った結果、さらに売上がアップしたのです。

店舗移転により収益性を更に改善

黒壁ガラス館前十字路の人流が最も多い事がデータから分かったことで、店舗移転効果の仮説が立てられました。

店舗により取扱商品が異なり、各商品の収益性も異なります。

人流データに基づいて収益性の高い商品を取り扱う店舗を人流の多い場所に移転すれば収益性が向上すると考え、思い切って移転を実施しました。

その結果狙った収益が上げられるようになっています。

組織体制変更でデータ分析担当を新設し効率運営が加速

人流分析サービスを始めて、明確な結果が出たことで、データ分析担当を新設しました。

これまでは各店舗の仕入れや店舗レイアウトの変更などを経験や勘によって行っていましたが、データ分析担当がデータに基づいて行うように変更しました。

データ分析を行うと商品仕入れの無駄、機会損失が明確になりました。

効率的な店舗運営が出来、更なる収益改善が見込めるようになりました。
<システム構成>

まとめ

適切な数値分析と、それに基づいた改善手段をとることで狙った効果を得ることができます。店舗運営等でお悩みの方は是非オプテックスまでご連絡ください。